森のようちえん【後悔した理由3選】事故やいじめ、小学校なじめる?

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自然の中でのびのびと育ってほしい

自主性があり、思いやりを持った子に育ってほしい

そういった思いを持った親御さんたちに

人気の「森のようちえん」。

 

同じような思いを持ち、

これから子供を幼稚園や保育園に入れる人にとっては、

気になる存在ではないでしょうか。

 

そんな森のようちえんですが、

通常の幼稚園や保育園とは違う点が多かったり、

小学校に上がってからの噂を耳にしたり、と

子供が森のようちえんに入園しても良いものか不安を抱える人もいるでしょう。

 

調べてみたところ、

森のようちえんに子供を通わせた保護者の声としては、

プラスの効果を実感している人の方が多いように感じました。

 

森のようちえんでの後悔という点でいえば、

・非認可のため、保育料が高い

・自然の中でのびのび過ごすため、洗濯が大変

・園によっては保育時間が短い

など、人によってはデメリットに感じる点があげられます。

 

森のようちえんに向いている家庭としては、

・ある程度お金に余裕がある

・洗濯やお弁当作りにしっかりとかける時間に余裕がある

・おおらかに物事を見ていられる

といった感じで、

いろんな面で余裕のある人向けの園だな、という印象です。

 

筆者は常にバタバタしている余裕ない保護者だったので、

明らかに不向きです、笑

 

そこで、我が子はいたって普通の幼稚園に通わせた筆者の目線から、

森のようちえんと普通の幼稚園の違いを比較しながら、

お話していきたいと思います。

 

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自主性を育む森のようちえん。いじめや事故の対処は?発達障害の子でも通える?

保育時間の大半を、森の中や川、草原など

自然の中で過ごす森のようちえん。

 

これといったカリキュラムがあるわけではなく、

活動はすべて子供の自主性に任せるというのがベースです。

 

「ああしなければならない」

「みんなと一緒にこれをする」

といった決まりがない分、

発達障害などこだわりの強い子には過ごしやすい

環境といえるかもしれません

 

子供の自主性を重んじる点は、

モンテッソーリの幼稚園と様子が似ていますね。

 

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もちろん、自然の中で過ごすため、

虫、野生動物、飛び出した枝、転がっている石など

気をつけて過ごさないといけないことはたくさんです。

 

しかし、そういったところにも気を配りながら

過ごすことで、「自分で考えて行動する力」が身につくのでしょう。

 

いじめについても調べてみましたが、

ある園では、「大人の介入が必要な場面ではしっかりと対応にあたる」

という旨の文言がありました。

 

ただ、この子供に解決を任せるのラインは、

見守る側によって尺度が違ってきますよね。

 

中には「とにかく子供に解決を委ねる」

という考え方の園もあるのでは、と不安に感じました。

 

ただし、これは、通常の幼稚園・保育園でも同じです。

「これをしたらいじめ」「あれはまだ遊び」

といった明文化できるようなものではないからです。

 

ですから、森のようちえんは

「いじめが起こりやすい」

「先生が助けてくれない」

などと考えるのは早計かと思います。

 

気になる場合は、園はもちろん、

すでに通わせている保護者に話を聞いておくと良いでしょう。

 

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森のようちえんのその後…小学校でなじめる?勉強についていける?

「〇〇幼稚園の子たちは落ち着かないらしいよ」

「△△保育園の子たちがうるさいんだって」

幼稚園選びのシーズンになると、

上の子がいるママを中心に話題に上がりがちなのが、

小学校にあがってからの子供達の様子です。

 

これらの評判を幼稚園選びの根拠にされる人も少なくはないでしょう。

 

そうなると、

自然の中で、カリキュラムなく自由に、

のびのびと過ごしてきた森のようちえんの卒園生たちが、

小学校でどうなるのか気になるのも当然です。

 

自由にしてきた分、学校に行っても

先生の言うことを聞いて座っていられないのではないか、

と思われがちですが、

そんなこともないようです。

 

森のようちえんの子供たちは、

縦割り保育、少人数の集団の中で過ごしてきているため、

歳をおうごとにリーダーシップを身につけ、

集団の中で自分がどう振る舞うべきかも学んでいます。

 

ですから、小学校という集団に入ったら、

その中でどう過ごせばいいのかを瞬時に察知し、

必要な振る舞いができる子が多いのだそうです。

 

ただ、中には、

今までと同じように好きにしていたい、という子もいるでしょう。

 

「これまでは好きなことをしていてよかったのに、なんで?」

と思う子供もいます。

 

個人的には、それを伝えておくのは保護者の仕事だと思います。

「小学校はこんなところだよ」

「小学校ではこんなふうに過ごすんだよ」

「こういうことはしちゃいけないけど、

それにはこんな理由があるからだよ」

 

こういった話を、

入学準備と一緒にしておいてあげるだけで、

子供はうんと小学校に馴染みやすくなると思います。

 

これは、何も森のようちえんに通っている子たちだけに

限ったことではありません。

通常の幼稚園・保育園から小学校に入学する子でもそうです。

 

ランドセルやお道具の準備だけではなく、

気持ちの準備も一緒に整えてあげたいですね

 

まとめ


森のようちえんについて、お話してきました。

自然の中でのびのびと、素敵ですよね。

 

筆者も子供をそんな環境で育ててあげたかったですが、

費用面・生活面・精神面、どれをとっても不適合でした、笑

 

森のようちえんに入れて後悔するのは、

大人側の理由が多いように思います

 

入園前に、

それぞれのご家庭に向いているか、

しっかり家族で対応していけるか、

など考えてみてくださいね。

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