子供の習い事の1つとして、
ボーイスカウトをやらせてみたいけれど、
どんな人たちがどんな活動をしているのか気になりますよね。
ボーイスカウトに入っている子って、
礼儀正しいおぼっちゃまが多く、
お金持ちばかりが集まっているイメージもあります。
一般庶民が参加したら場違いになってしまわないでしょうか。
実は、ボーイスカウトの実態はとても質素です。
制服はお古も活用していますよ。
ここでは、ボーイスカウトの活動費用や制服代、親の負担感について詳しく説明します。
ボーイスカウトに興味がある人は参考にしてみてくださいね。
ボーイスカウトの活動費用と制服代はいくら?制服はお下がり活用
ボーイスカウトは、未来輝く子供たちを健全に育成する習い事として、昔から人気があります。
しかし、身近にボーイスカウトを経験したことがある人がいないと、
詳しいことはよくわからないですよね。
ここでは、ボーイスカウトの活動費や制服代について説明します。
ボーイスカウトは、小学1年生から25歳まで入団できます。
団によっては、幼稚園児や保育園児など、
小学校入学直前の冬から仮入団を受け入れています。
ボーイスカウトといっても、男の子だけの活動ではなく
女の子の入隊を認められている隊もあります。
ガールスカウトとして、女子だけの隊も存在します。
ボーイスカウトは日本全国各地にあり、
家から近い団に入る人が多いです。
小学校の学区のような区分けはないので、
通いやすい場所で活動している団に入ると良いです。
ただし、地域によっては学区で区分けしていたり、
少子化で、団が統廃合されていることもあります。
地域のボーイスカウト連絡先に問い合わせると良いでしょう。
ボーイスカウトの活動費用は、団によって異なりますが、
月額2000円~5000円ほどです。
入団費や年間登録料など初期費用が必要な団もあります。
また、ボーイスカウトとして活動する際の制服代も必要です。
小学1~2年生のビーバースカウトの制服代は、約5000円
小学3~5年生のカブスカウトの制服代は、約10000円
小学6年生~中学生のボーイスカウトの制服代は、約15000円ほどです。
ただし、必ず新品の制服を一式揃える必要はなく、
兄弟や先輩のお下がりを譲り受けることもできます。
ボーイスカウトの約束には、
「スカウトは質素である」とあり、
物を大切にすることが重んじられます。
子供の成長は速く、制服を買っても着られる時期が短いため、
お下がりを譲ってもらえると助かりますよね。
このように、ボーイスカウトに参加する家庭は
決してお金持ちだけではありません。
募金活動などの奉仕作業や自然の中でのアウトドア活動、
自主性や協調性、社会性など生きる力が身につく活動が多いため、
ボーイスカウトに通わせる親御さんの印象としては、
どちらかと言えば「意識高い系」かもしれません。
ボーイスカウト親の負担は?引率・付き添い必要?月に何日活動?
子供の習い事で気になるのは費用だけでなく、
親の負担もありますよね。
ボーイスカウトの活動には毎回、
親が付き添わないといけないのでしょうか?
ボーイスカウトでも隊によって異なりますが、
一般的には月に2~3日活動しています。
ほとんどが土日祝日のどれかです。
親の引率については隊によって違いますが、
多くの団では、ビーバースカウト(小学1~2年生)は
保護者も入隊して、一緒に活動することが多いです。
カブスカウト(小学3~5年生)になると、
活動拠点までの送迎のみにする保護者が多くいます。
遠くへ出かけるときは、
成人の指導者や学生の隊員が小学生の隊員を引率します。
別途、引率補助として保護者が同伴する場合もあります。
また、テント張りや調理など野外活動や宿泊を伴う活動では、
補助に入れる保護者の募集があったりします。
親の負担は団によって違いがあるため、
入隊前によく確認しておきましょう。
ボーイスカウトに入って後悔・良かった理由はこちらをどうぞ
ボーイスカウトは有意義な活動なので、
親子で入隊するのもおすすめです。
子供のボーイスカウトに付き添う内に、
ボーイスカウトの魅力にハマって、指導者を目指す方もいますよ。
まとめ
お金持ちの子供たちの習い事というイメージがある
ボーイスカウトですが、そんなことはありません。
活動費は一般的な習い事と同じぐらいですし、
制服もお下がりを譲ってもらえることもあります。
親の負担もそれほど多くはありません。
小学校1~2年生の場合は、
親も一緒に活動する隊が多いようですが、
3年生以上になると、
親は送迎だけで、子供だけ参加しています。
保護者の負担は隊によって異なるため、
入隊前に確認してみましょう。